○月×日早朝 AM4:30
ハンマー&アマゾネスはまたもや仲沢社長拉致のため
筑波サーキット前のガレージへとやって来た。
今回の仲沢社長拉致の目的は・・・・?
そう!!
『エンジン載せ換え』である♪
前回のエンジンブローのその瞬間から
代わりのエンジン探しに奮闘して下さった仲沢社長に感謝♪感謝♪である。
仲沢社長が用意してくれた中古エンジン
さてさてその実力はいかに???
エビスサーキットのガレージへ付くと早速作業開始!!
リフトアップされたFJハンマー号の下に潜り込み
まずはアンダーカバー外しに取り掛かる
仲沢社長(左)&ハンマー(右)
たかがアンダーカバー・・・
されどアンダーカバー・・・?
ボルトの頭が削れてしまっていて抜けなかったりするのでなかなか手強い。
どうしても抜けないボルトは頭をサンダーで削り落とす。
ようやくアンダーカバーを外すと
隠れていた場所にも
エンジンのかけらが・・・・。
エンジンにつながっているホース類やボルトをすべて取り外し
いよいよエンジンを下ろす。
エンジンが取り外されたFJハンマー号
いかにも軽そうである♪
好奇心旺盛のアマゾネス・・・。
エンジンの中を覗いてみたくて
エンジンに開いた穴にカメラを近づけて
パシャ!!
中までは見えない・・・・。
仲沢社長&ハンマーが汗だくで作業をしている間
アマゾネスはこんな事をして遊んでいるのであった・・・。
途中、昼食休憩を挟み
何とか少しは走行が出来る時間に作業は完了。
無事にエンジンに火も入った。
どうしてもテスト走行をしたくて、急いでピットへ移動。
走行の申し込みを済ませると、いよいよテスト走行のためにコースイン。
アマゾネス的には前よりも良い音に聞こえるので
調子が良さそうなのかと思っていたのだが、
タイムは一向に縮まらない・・・・・。
自己ベストの2秒落ちである。
数週走った後、ピットに戻って来たハンマー。
なにやら仲沢氏と神妙な面持ちで話し込んでいる・・・。
『・・・ハズレエンジンだったのか・・・?』
何となく近付き難い雰囲気であったので、遠巻きに2人の様子を眺めていると
その内、2人で慌しく作業を始めた。
走行終了まで後り10分と言う所で、再びコースへ出て行ったハンマーだったが
4〜5週走った所でチェッカー。
タイムは・・・・?
先ほどよりはほんの少し縮めたものの大して変わらない。
これで最終戦が戦えるのか・・・・?
ピットの中に暗雲が立ち込める・・・・。
その後も薄暗くなるまで、ピット内で作業が続いた・・・・。
帰りの車の中はさらに重苦しい雰囲気だった事は言うまでも無い。
すでに生産が終了しているエンジン。
倉庫の片隅に置かれていたであろう貴重な中古エンジン。
たとえそれが『ハズレ』だったとしても
今更オーバーホールする時間も予算も無い・・・。
こればかりはどうする事も出来ないのである。
どうなる?最終戦・・・・。